良好な人間関係を築こう!看護師さんが転職初日に注意したい3つのこと

看護師

数ある職業の中でも、特に人間関係が複雑な看護師。(看護師の人間関係についてはこちらの記事をご覧ください。⇒『看護師を悩ます職場の人間関係!解決するための方法』)初日の印象が悪くなってしまえばせっかくの転職も台無しになってしまいます。しかし、転職初日に3つの注意点を意識すれば良好な人間関係を築くための良いスタートダッシュを切ることができます。

今回は看護師さんが転職初日に注意したい3つのことを、初日の流れと共にご紹介します。


看護師さんの転職初日の流れと3つの注意点

転職初日の「挨拶」「オリエンテーション」「入職手続き」の3つの流れに沿って注意点をご紹介します。

① 初日の挨拶

良い人間関係を築くことができるかどうかは、「初日の挨拶」にかかっています。人の印象は10秒で決まると言われていますが、挨拶によって「印象通りの人間か」「意外な人間か」が決まります。
初日の挨拶は、朝礼の時間に行われることが多いです。看護師さんが転職初日の挨拶で気をつけたい点は大きく2つあります。

挨拶は転職前日までに考えておく

挨拶は転職前日までに考えておきましょう。頭ではなんとなく考えていることも、口にしてみると全くまとまりない文章であることが多いです。とりとめのないことを話すと当然印象は悪くなります。ハキハキとした挨拶は印象が良くなると同時に、周囲からの信頼を得ることができます。

初日の挨拶は簡単なもので良い

転職初日の挨拶に準備は欠かせませんが、数十秒程度の簡単な挨拶で結構です。挨拶に数分も時間をかけると、話が長い人の印象を持たれてしまいます。名前、前職の経験、意気込みなどを簡潔にまとめて話せるようにしましょう。

初日挨拶経験談

続いて、看護師さんの転職初日の経験談をご紹介します。どのような心境・状況で転職をしたかは人それぞれなので、あなたならではの挨拶を考えることがポイントです。

ブランクを経て転職した際の挨拶

看護師として働き始めて3年後に妊娠・出産のために休職しておりました。転職先はベテランの多い慢性期病棟で初日の挨拶はとても緊張しましたが、事前に準備しておいた「自分のブランクについて」と「経験が浅いこと」を簡単な自己紹介もかねて話しました。分からないことが多く不安だったので、いろいろ教わりたいという気持ちも伝えました。中途採用ではありますが、ブランクがあったため新人看護師のようなフレッシュな気持ちで説明を受けていたら、上司の看護師も細かいところまで丁寧に指導してくださり、おかげですぐ転職先の環境に馴染むことができました。

 

緊張している素直な気持ちも含めた挨拶

地域密着型の小規模クリニックから、テレビや雑誌などでも取り上げられている大規模な総合病院へ転職しました。大規模な病院は初めてだったこともあり、初日は非常に緊張しておりました。朝礼の時間をいただいて挨拶をしましたが、看護師の方の人数もこれまでの比にならないくらい多く、緊張がピークに達しました。私の緊張が伝わってしまったのか、周囲の看護師の方から「がんばれ!」と温かい言葉をかけていただき、たどたどしいながらも無事挨拶を終えることができました。挨拶の準備はしておきましたが、緊張をなくすことはできません。緊張を無理に隠すことなく素直な気持ちを話すことで気持ちもほぐれると思います。しかし、準備をしていなければ悲惨な状態に終わっていたなと、今でもひやひやします。

② オリエンテーション

大きな病院であれば数日程度続くオリエンテーション。医療施設の理事や院長、看護部長など管理職の方から病院の経営理念やビジョン、患者さんや地域とのかかわり方についてのお話を受けます。その後、院内の案内、機材や医薬品、職場のルールなどが先輩看護師から説明されます。医療施設によっては採血や吸血、移送などの基本的な看護技術を実践するところもあります。
オリエンテーションでは1日では覚えきれないほどの情報が説明されます。1日で覚える必要はありませんが、いつでも覚えられるようにメモを積極的にとりましょう。

スタッフの顔と名前を覚える

職場のルールや院内や医療機器についてはすべて覚える必要はありませんが、同じ診療科の看護師さんや医師の顔と名前はその場で覚えるようにしましょう。とは言っても、転職初日は多くの方と挨拶をするため、覚えきれないと思います。そこで、仕事のできる営業マンが実践している人の顔と名前を覚える3つの戦略についてご紹介します。

  1.  顔と名前を覚えようとする「意志」を持つ
  2.  人の印象を言語化する・名前をイメージ化する
  3.  復習する

2の「人の印象を言語化・イメージ化する」について補足します。言語化については、「上品な人」「怒ると怖そう」「芸能人の○○に似ている」「色白」「眉毛が特徴的」など口には出さず、心の中で唱えましょう。言語化することで、何らかの感情が発生して顔の印象を焼き付けるのを助けます。名前のイメージ化については、「安藤さん」なら「あんドーナツが大好物」など勝手に決めつけてその安藤さんがあんドーナツをたくさん食べている姿をイメージします。
声に出すと失礼に値するので、全て心の中で実践してみましょう。

積極的に質問をする

オリエンテーションではひたすら上司から説明を受けますが、積極的に質問もしてみましょう。質問でなくても、周囲に話しかけるだけでも良いです。少しでも早く新しい職場に馴染むために、積極的に周囲の看護師さんに話しかけてみることが大切です。挨拶や質問をすることでお互いの緊張感を解くことができます。勇気を出して話しかけてみましょう。

③ 入職手続き

看護師さんは転職初日に入職手続きを行いますが、その際に用意しておくべきことがいくつかあります。初日からうっかり忘れ物をしてしまうとそれだけでマイナス評価になってしまいます。入職手続きの準備は前日までに済ませておきましょう

必要書類を準備する

必要書類は転職先によって異なります。事前の案内を確認して、漏れがないようしっかりと揃えておきましょう。取得までに時間のかかる書類や前の職場で受け取る必要のある書類もあるので余裕を持って準備しておきましょう。必要書類には次のようなものがあります。

  • 住民票
  • 雇用健康保険証
  • 以前の源泉徴収票
  • 年金手帳
  • 給与振込先
健康診断を受診する

どの医療施設でも、転職初日に健康診断を受診することが義務付けられています。勤務先の院内で受診する場合もあれば、他の病院で受診が必要な場合もあります。受診費用は転職先が負担する場合もあれば自己負担する場合もあるため、事前に担当者に確認しておきましょう。

制服など必要なものを用意する

制服やナースシューズ、エプロンなどは、転職先から支給されるものもあれば自分で用意するものもあります。支給される場合はサイズを確認しておきましょう。ご自身で用意する場合は転職初日までに仕立てあがるように準備しておきましょう。
また、聴診器、ペンライト、スケールが必要かどうかを確認し必要に応じて準備できるようにしておきましょう。


まとめ

看護師、聴診器

看護師さんの転職初日に意識する点は3つです。

  • 前日までに挨拶を考える
  • 積極的に話しかける
  • 必要な書類やアイテムを用意しておく

この3点を押さえておくだけで、周囲の看護師や医師があなたに抱く印象が大きく変わります。大前提なので伝えていませんでしたが、遅刻は厳禁です。普段よりも30分早く目覚ましをかける、3本早い電車に乗るなど、余裕を持って行動しましょう。